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犬ドック

先日、人間ドックに行ってきました。アレ、よく間違えそうになるのですが「人間ドッグ」ではなくて「人間ドック」が正しいのです。ちょいちょい「人間ドッグに行ってきたんだワン!」とかアホなコトを言う人がいますが、そういう人は教養が全くない人ですので、気をつけたほうがよいかと思います。私はちょいちょい「人間ドッグ」と言います。

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これは、ドックが何かをきちんと理解しておけば防ぐことができる間違いです。ドックというのは船の建造、修理、係船、荷役作業などのために築造された設備及び施設の総称のことで、犬のことではありません。言うなれば、海から帰ってきた船がきちんと次の航海に行くことができるようにするところのことで、人間ドックというのはそのドックにあやかって付けられた名称なのです。だから、人間ドッグではなく、人間ドックなのです。

ということは、人間ドックならぬ犬ドックもあって然るべきではないでしょうか。健康かどうかをきちんと調べ、大きな病気にならないように小さいうちに見つけておくのは人間だけではなく、犬にとっても大切なことです。犬ドックがあれば、世の中の犬も安心して過ごすことができるでしょう。

ややこしい話ついでに申し上げますが、長細いパンにソーセージを乗せた食べ物は「ホットドッグ」であって「ホットドック」ではありません。もともと、紀元前は温めた犬をパンにはさんで食べていたことから「ホットドッグ」と言われるようになりました。しかしながら、犬は食べにくいということからソーセージになり、今の姿になっていったのですが、名称は変わらずに今でもホットドッグのままです。もちろんウソですが、犬の肉が入っているという都市伝説があったソーセージを使って作ったことからホットドッグと言われるようになったという説があり、この説はWikipediaにもしっかりと書かれています。Wikipediaに書かれているからといって信憑性のある話でもないのですが、おもしろかったのでオッケーです。合掌。