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『わらたまドッカーン』がすごかった

NHK教育(令和ヤングメンたちは「NHK教育って何?」なのかも知れませんが、昔はEテレってNHK教育と言っていて、EテレのEはエデュケーションのEが由来なのです。昭和世代のヤングメンはこぞってNHK教育、もしくは教育テレビという言い方をついうっかりしてしまいますが、令和ヤングメンたちは「ああ、また古臭い言い方を知らず知らずのうちにしてしまっているんだなぁ。脳みそがもう固くなってしまって、なかなか新しい言葉を受け入れることができないんだなぁ、あわれだなぁ」と心の中で納得してあげて、決してもんにょりの表情を出さないようにしてあげましょう。「ああ、Eテレですね」なんてしれっと間違いを正してあげるぐらいがちょうどよいかもしれません。決して「何、その古い言い方。ナウくないんですけど。」とけなすような、昭和世代のヤングメンを時代遅れのずんどこに突き落とす言い方をしてはいけません。カッコがやたらと長くなってしまいましたが、言いたいことは以上です)の『わらたまドッカーン』という番組がすごかったのでご紹介します。

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芸人2組が子どもの前でネタを披露して、どっちが面白かったのかを競う番組なのです。昔、NHKでやっていた『爆笑オンエアバトル』みたいなものです。ただし、観客が子どもなので、芸人さんがめちゃくちゃやりにくそうです。ただし、ノリそのものはよいので、私が見た時は観客いじりという荒々しい方法で強引に笑いをつかんでいました。

そして、2組のネタが終わると採点となるのですが、なぜか採点方法は「玉入れ」です。カゴが2つ用意してあって、面白かったほうの芸人の前に置いてあるカゴに子どもが玉を入れ、先にカゴが満杯になったほうが勝ち。1人1玉とかそんなのなくて、めいめい好き勝手に玉を拾ってはカゴに入れます。公平性などあったもんじゃありません。ぶっちゃけ、その採点方法を見たときが一番面白かったです。

実に雑な採点方法ですが、なんとなく後腐れもなく、良い感じでした。ぜひ一度、ご覧になってください。NHK教育からの回し者でした。合掌。