ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ノーブラ

ノーブラといいましても、ブラジャーをしていない状態のノーブラのことではございません。ブラジャーでわからない方は乳バンドといえばご理解頂けますでしょうか。とにかく、今回はブラジャーは関係ありませんので、そういうのを期待していた方はごめんなさい。

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ていうか、昔は大阪の日本橋のジャンクショップで、どこの会社が作ったのかさっぱりわからないフロッピーディスクというのが売られていたのです。メーカー名は書いてないし、価格は通常のメーカー品に比べたらあほみたいに安いし、そのわりにそこそこ使えたりするからお金がない学生時代は重宝したのです。

メーカー品のフロッピーディスクをブランド品という一方で、どこが作ったのかさっぱりわからない怪しげなフロッピーディスクはノーブランド、略してノーブラとよばれていたはずなのです。先日、相方に「どこが作ったかわからんフロッピーディスクってノーブラのフロッピーって言ってたよね?」と聞いたところ、「何それ?」と目を丸くされたので、もしかしたら記憶違いなのかもしれません。

とはいえ、怪しいノーブランドのフロッピーディスクが売られていたことは確かです。たまにフォーマットができないハズレも入っていたりするのですが、それ込みで考えても安かったので重宝して使っていました。もちろん、大切なデータを保存するときにはブランド品のフロッピーを使うのですが、どうでもいいようなデータなんかはノーブラでよかったのです。

私が使っていたのは3.5インチのフロッピーディスクですが、もうちょっと世代が前になると5インチのフロッピーディスクというのがあって、外側が紙で作られていて、何かの拍子でバキッと折ってしまうと一瞬で使えなくなってしまう耐久性もへったくれもないようなものを使っていたのです。

令和チルドレンたちは「何それ?」と思っているに違いありませんが、フロッピーディスクよりも前はカセットテープにデータを保存していたのです。USBメモリを初めて手にしたときは感動で震えたものです。今はよい世の中になったものです。合掌。