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電卓

電卓というのはすごいものです。

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ちなみに、電卓は「でんたく」と読みます。江川卓が「えがわすぐる」と読むからと言って、電卓を「でんすぐる」と読むことには一抹の不安を覚えます。「計算をするからでんすぐるを貸してください」と頼まれた場合、一体何を貸せばよいのかわからなくなることでしょう。正しい漢字の読み方を覚えておくことは相手に対して不安感を与えないための手段ですから、しっかりと勉強しておくべきです。

とはいえ、もしかしたら「でんすぐる」が正しい可能性もゼロではありません。みんなが間違っているだけで、本当は「でんすぐる」なのかもしれないのです。間違いが間違いを生み、みんなが間違ってしまっている ことに誰も気が付かないだけなのかもしれないのです。「赤信号、みんなで渡ればみんな死ぬ」という標語がありますが、まさに同じことが言えるのです。本当に「でんたく」が正しいのか。「でんすぐる」は間違いなのか。私に言えることはただひとつ、「でんたく」が正しいということだけなのです。

話が相当こんがらがってきていますが、電卓はすごいのです。なんといっても、間違えません。間違っているときは操作している人間が間違っているときなのです。電卓は決して間違えないのです。同じことはパソコンなどでも言えます。パソコンは決して間違えない。操作する人間が間違えるから、間違えたとおりに正しい答えを出すのです。

よく、Excelなんかで「なんでこんなことになっているんだ!」と叫び出す人がいますが、それは誰かが何かをしたからであり、Excelが自我を持って勝手に数式を変えたり、数字をぐちゃぐちゃにしたりはしないのです。

電卓も同じことです。電卓が自我を持ち、勝手に計算を始めたら大変です。最近は人工知能という技術が発達していることもあり、そのうち電卓が自我を持つかもしれませんが、そのときは仲良く暮らしましょう。合掌。