卒業からの卒業

今週のお題「〇〇からの卒業」

今週のはてなブログのお題は「〇〇からの卒業」ということで、いろんな卒業のシーズンがやってまいりました。はてなブログからの卒業なんてことを書く人もいるかもしれませんが、それはそれではてなブログで書くのは道義的にどうかと思います。

さて、ぐわぐわ団が書く「〇〇からの卒業」は、いろいろと考えた結果「卒業からの卒業」というややこしい内容で書かせていただくことに致しました。今までの人生において、私はなんじゃかんじゃと卒業しまくっています。幼稚園、小学校、中学校、高等学校、そして専門学校、他の人が聞いてもびっくりするぐらいに卒業しまくっているのです。保育所にいたっては行くのがイヤだとごねまくって１週間で卒業したぐらいです。

なかなか卒業とは縁が切れないわけですが、そろそろ卒業からは卒業してはどうかと思ったのです。卒業ばっかりしているからダメなので、本腰を入れて入学して、卒業はしないというぐらいの意気込みで改めて幼稚園に入りなおすぐらいしないといけないのではないでしょうか。いまさら、お遊戯をしろと言われても恥ずかしいのですが、卒業しないのであればお遊戯をしないわけにはいきません。そして、クラスメイトがどんどん卒業して小学校に入学していくわけですが、私はもう卒業を卒業しているので、ずっと年長さんのまま別れを悲しむのです。「おわかれ会」みたいな会合においても、私は残る立場です。何人もの男が私の前を通り過ぎていき、何人もの女も私の前を通り過ぎていくのです。私を踏み台にして、大きな小学生になっていくのです。しかし、私はずっと幼稚園児のまま、ふところからウイスキーを取り出し、こっそりと飲んで悲しみを隠すのです。

そろそろ何がなんだかわからなくなってきたかもしれませんが、とりあえず幼稚園にもう一度入りなおすように公的なところから言われた場合にはすみやかに善処するように致します。合掌。