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夫婦創姓制度の導入を

夫婦別姓制度がうんにゃらかんにゃらと言われておりますが、 中途半端にややこしいことをするならいっそのこと夫婦創姓制度の導入を進めてはどうかと思うのであります。 

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なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、今の制度では結婚するときに相手の姓を名乗るもよし、自分の姓を名乗るもよし、ただしどっちかが自分の姓を変えなければいけません。これが不平等なのです。いっそのこと、二人とも姓を変えてしまう、つまり自分たちの考えた姓を名乗れるようにすればよいのです。

江戸時代が終わって明治時代になったとき、武士以外の人たちは自分の好きな姓を名乗ることができたわけです。今を生きる私たちはその名残で生きているわけで、これも不平等だと思うのです。新しい姓を名乗るのができるのは外国人の方が日本に帰化したときぐらいでしょうか。フィンランド生まれのマルッティ・トゥルネンさんは日本に帰化して弦念丸呈(つるねんまるてい)になり、弦念という新しい姓を手に入れました。そして、最終的には国会議員になりました。めでたし、めでたし。

いやいや、弦念さんはいいのですが、私たちは結婚したらどちらかの姓を名乗らねばならず、勝手に別の姓を名乗ることはできません。それが腑に落ちないのです。例えば、私がめちょめちょに「佐村河内」の姓が好きで好きで、どうしても「佐村河内」になりたいということになれば、もはや佐村河内守と結婚するしかないのです。もしくは、佐村河内守と養子縁組をして子どもになるという手もあります。どちらにしても簡単にできることではありません。作曲家としての才能があり、しかしながらその才能を隠してゴーストライターとして裏で生きる覚悟が必要でしょう。

しかしながら、夫婦創姓制度があれば、そんな問題も簡単に解決します。ただし、結婚相手も佐村河内を名乗りたいと思わなければダメですし、相手は武者小路を名乗りたいと言い出してすったもんだした挙句に佐村小路という妥協案で落ち着くなんてこともあるかもしれません。

結婚したら二人で姓を創る、結構本気でよい制度だと思うのですが、いかがでしょうか。誰か政治家になって頑張ってください。合掌。