ブログのお友達、あけみダイナミックさんが書かれていた記事を読んで思ったことをつらつらと書いてみようというのが今回の記事です。
ネガティブ<ポジティブ
上の式のように、ほとんどの方がネガティブよりポジティブのほうがよいと考えているように思います。あけみさんの記事にもポジティブになりたいという気持ちが書かれています。
とはいえ、ネガティブが何だか悪いことのように思われていますが、そんなことはないんじゃなかろうかというのが私の考えなのです。
例えとして良いか悪いかわかりませんが、もうすぐ開催されるハズのオリンピックで考えてみましょう。オリンピックは平和の祭典だし、経済的効果もすごいし、前の東京オリンピックを開催してから日本はすごい国になったという過去の栄光もあって、みんなポジティブ、積極的で前向きに招致活動を行って、結果として去年の夏に開催することになりました。
とはいえ、例のウイルスのせいで開催ができず、来年になったらワクチンもできているだろうし、みんなニコニコでオリンピックが開催できるだろうというポジティブ思考の人たちが偉い人を中心にたくさんいたので、結果として今年に延期になりました。
そして、このザマですよ。
もし、ネガティブな人がてっぺんにいたら、オリンピックなんてしてもボランティアとか集めるの大変だし、いろいろ調整が面倒だし、感染病が流行っていたら大変だし、設備もいろいろと改修しないといけないし、何と言ってもお金もかかるし、昔は成功したけど今回は成功するかどうかもわからないからやめとこうなんてことになっていたかもしれません。
ネガティブであるがゆえに、危険や災害を察知して、事前に対策をとったりもできます。ポジティブばっかり集まったら、ウェーイで物事が進んでしまって、気がついたらえらいこっちゃなんてことは多々あることです。玄倉川水難事故なんてのはウェーイで突っ走って、みんな流されちゃいましたからね。
だから、ネガティブが絶対的に悪いというわけではなく、結局はバランスの問題で、ネガティブだからポジティブにならなきゃなんて思わず、自然体でよいのではないかと思うのです。みんなちがって、みんなかわいい。みんな、エラいのです。ぐわぐわ団はネガティブでも褒めてあげます。合掌。