犬が舌を出すのは温度調節のためと言われています。ていうか、それが正解だと思っていました。海が見えるカフェでアロマキャンドルをごんごんに燃やしながらエスプレッソを飲みつつ「犬が舌を出しているのは温度調節のためなんだぜ。」と自分の博識をそれとなくアッピールして「ステキ!結婚して!」と言わせる、みたいなシチュエーションに憧れたりするわけです。ちなみに、シチュエーションをシュチエーションみたいに間違える人はあまりいませんが、シミュレーションはやたらとシュミレーションと言い間違えたり、書き間違えたりする人が多いのがびっくりドンキーです。「びっくり」の変換候補に「びっくりドンキー」が出てきたのでついつい使ってしまいました。これは最新のM1チップ搭載iMacが悪い。
しかし、犬が舌を出しているのは温度調節のためだというのは誰が犬に聞いて確認したのでしょうか。犬語はまだ人間は理解できていないはずです。あのムツゴロウさんであっても、犬と100%コミュニケーションできているかといえば疑問です。ましてや、ポッと出の生物学者なんかが「犬が舌を出しているのは温度調節をするためだ」などといったところで、犬に聞いて確かめたわけではない以上、絶対100%間違いのない真実かと言われると「?」なのではないでしょうか。
結局「犬が舌を出しているのは温度調節をするためだ」というのは、あくまでも人間が考えに考え抜いた結果の推論でしかないのです。犬の王みたいなのがいて、その犬王が「私たちが舌を出しているのは人間にあっかんべーをするためだ」と言った瞬間「犬が舌を出しているのは温度調節をするためだ」という、今まであたり前田のクラッカーと思われていたことが、実はあたり前田のクラッカーではないということになるのです。
それはそうと、最近Kindle Unlimitedで北斗の拳の1巻を読むことができたので読んでみたのですが、南斗聖拳のシンがちんちん丸出しで偉そうにしていたので、どうしたもんかと思いました。合掌。