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晩節を汚さないためにすべきこと

晩節を汚すという言葉があります。それまでの人生で高い評価を得てきたにも関わらず、後にそれまでの評価を覆すような振る舞いをし、名誉を失うことを指します。最近、晩節を汚す人が後を絶ちません。具体的に誰が誰がというわけではありませんので、名指しは致しませんが、とにかく晩節を汚す人がが多いのは皆さまもお感じのことでしょう。

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晩節を汚さないためにはどうすればよいのでしょうか。お年を召してしまうと、身体が動かなくなったり、自制が効かなくなったり、いろいろとあるのは仕方がないことです。プリウスのアクセルとブレーキを踏み間違えるなんてのは言語道断ですが、プリンのカラメルとフレークを踏み間違えるぐらいなら多めにみてあげてもよいかもしれませんが、人生で高い評価を得ていた人が食べ物を踏むという行為は晩節を汚すことになります。

結局のところ、人生で高い評価を得るからいけないのです。名誉を失うもなにも、名誉がなければよいのです。人の迷惑になることなく、しかし役に立つこともなく、じんわりとただただ生きてさえいればよいのです。下手に偉くなったりすると、後で晩節を汚す可能性が出てくるのですから、晩節を汚さないためにも、偉くならないようにするのが最も手っ取り早いと言えるでしょう。

偉くなれば偉くなるほど、高い評価を受ければ高い評価を受けるほど、晩節を汚す可能性が高くなります。晩節を汚すか汚さないかは、必ずどちらかなので、確率でいうと二分の一です。言い換えると50%、5割です。大谷翔平ですら3割しかヒットを打たないのです。 にもかかわらず、5割の確率で晩節を汚す可能性があるとすれば、これはもう偉くなる必要はありませんし、高い評価を受ける必要もないのです。

ただ、先ほども書きましたが、誰かの迷惑になるようなことをしてはいけません。それは人の道から外れた行為であり、晩節を汚す以前の問題です。私はノーベル賞を受賞した暁には、決して外に出ることなく、晩節を汚さぬように万全を期すつもりですので、とりあえずノーベル賞ください。合掌。