東京オリンピックが終わりました。オリンピックロスになっている方も多いのではないでしょうか。
自分の大好きなもの、楽しいと思っているもの、愛おしいとおもっているものがなくなってしまうと、ぽっかりと心に穴が空いてしまって、意欲がなくなってしまったり、悲しくなってしまったり、虚無感に襲われてしまったり、めちょんこストレスがかかってしまうものです。
これほど大々的に行われたイベントですから、オリンピックロスたるや、ものすごくものすごいものだと思います。ああ、語彙力が欲しい。
このようなオリンピックロスを埋めるのはなかなか簡単にできることではありません。しかし、今までの楽しかった記憶、感動した記憶はオリンピックがなければ得られるものではありません。オリンピックロスでかかるストレス以上の感動を受け取っているはずなのです。だからこそ、オリンピックロスになってしまうとも言えるでしょう。
オリンピックがあったからこそ、素晴らしい時間をいろいろな人たちと共有できたのです。無観客ではありましたが、オリンピックがあったからこそ、いろいろな人たちとのコミュニケーションが生まれ、密になり、例のウイルスが……いやいや、そういう話ではなく、オリンピックをきっかけにして、思い出がたくさんできたことでしょう。ボランティアの方たちのために用意されたお弁当もたくさん廃棄されてしまいました。
ですから、オリンピックロスになってしまったとしても、決して悲しんではいけません。オリンピックが開催されたからこそ、得られたものもまた大きいのです。今回は地元開催ということもあり、たくさんのメダルを獲得できました。海外から来られた選手も素晴らしい演技をされ、素晴らしい記録を残し、素晴らしい結果を残してくれました。私たちがオリンピックで得られたものは、オリンピックが終わってしまった哀しみよりも何倍も何倍も大きいはずです。
私はオリンピックをほとんど見ていなかったので、オリンピックロスにはならず、ぶっちゃけ「もう終わるんや、知らんけど」って感じなのですが、閉会式に合わせて祝日が日曜日に動いて、月曜日が振替休日とかややこしいことすんなよという気持ちでいっぱいです。合掌。
