ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

国内で調達できるスイーツブームを作ろう

い〜つの〜こと〜だ〜か〜、おもいだしてご〜らん〜

なんて歌がありますが、タピオカミルクティーがやったらめったらそこらじゅうで売られていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。

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私の知っているタピオカミルクティー屋さん、昨年の秋頃、なんとなくタピオカブームも冷めてきて、冬が来るからそもそも冷たいのなんて飲めないよね〜と思うような時期にオープンしたのも束の間、例のウイルスのせいでみんながもんにょり気分になって落ち込んでいるところに緊急事態宣言やら何やらごちゃごちゃしてきたので、タピオカミルクティーを早々にあきらめて、今では天むすや天丼なんかを扱う天ぷら屋さんになっています。節操がなさすぎておもしろいです。タピオカの天ぷらなんてのも裏メニューにあるのかも知れませんが、通り過ぎるだけなのでなんとも言えません。ただ、頑張っていただきたい。

タピオカの実のことは以前書きましたが、発展途上国の人たちの生活の糧として、プランテーションで大量に生産されているのです。以前、ナタデココが流行ったとき、東南アジアの人たちがナタデココを作れば日本に売れて儲かる!と一念奮起して二層式の洗濯機やら買って投資したにもかかわらず、日本ではあっという間にブームが過ぎてしまって、結局投資した分を回収できずに日本を恨んでいる人がたくさんいると聞きます。

ティラミスが流行したときも同様です。ティラミスの原材料であるラミスをイタリアが増産して日本の需要に対応しようと躍起になったにも関わらず、ティラミスブームが思ったよりも早く過ぎ去ってしまい、イタリアには大量にラミスの在庫が積み上がってしまい、イタリアは破綻しかけたぐらいです。

もうね、日本は海外のデザートに手を出して迷惑をかけてはいけません。ちんすこうとか、サーターアンダギーとか、国内で調達できるものをブームにしなくてはいけないのです。ちんすこうなんてのは小麦粉とラードと砂糖があれば作れるので、それにプラスαで何かを入れて新たなブームを作ればよろしい。タピオカ入りちんすこうとか、ナタデココ入りちんすこうとか、ティラミス風味のちんすこうとか、いくらでもアイデアは浮かぶものです。ぜひ、頑張ってください。合掌。