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腐海に手を出してはならぬ

クロワッサンをかじっているごみちゃんの絵に見えますが、意図しているのは風の谷のナウシカの腐海用マスクです。絵心がないのですから、とりあえず説明を加えてクロワッサンではないことを書いておかねばなりません。

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さて、緊急事態宣言は解除となりましたが、まだまだマスクが必要な状況です。風の谷のナウシカの世界っぽいなといつも思うのです。そして、私は「腐海に手を出してはならぬ」と人々に警告をしなければならないという使命感に燃えているのです。

なぜ、そのような使命感に燃えているのでしょう。簡単なことです。言いたいからです。「腐海に手を出してはならぬ」と言うのがかっちょいいと思っているからです。それ以上でも、それ以下でもありません。とにかく「腐海に手を出してはならぬ」と言っていれば、なんとなくすごい人っぽいじゃありませんか。

世の中は例のウイルスをどうにかするべく、ワクチンを作ったり、治療薬を作ったり、頑張っている人がたくさんいます。ウイルスは怖いけれど、みんなのために働いてくれているソーシャルワーカーの方たちにも頭が下がる思いです。ほとんどの人がマスクをして、感染予防に努めています。素晴らしいことです。

そんな中でひとり「腐海に手を出してはならぬ」と訴える必要がどこにあるのでしょう。実はどこにもありません。例のウイルスに侵されているこの世界が腐海であるとすれば、腐海に手を出して徹底抗戦しているのが今の世の中です。みなさんの弛まぬ努力の結果、緊急事態宣言も解除され、ようやくすこしずつ経済も回ろうかという状況です。腐海に手を出して、変えようとしているからこそ、みんなが前を向いて歩みだそうとしているのです。

そんなところに「腐海に手を出してはならぬ」と言うのはどういうことでしょう。私にもよくわかりません。ただ、なんとなくかっこいいなと思うのです。だから、とりあえず「腐海に手を出してはならぬ」と訴えることにしたのです。不快に感じたらごめんなさい。合掌。