ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

もうすぐハロウィンです

知らないうちになんとなく日本に侵食してきているハロウィンという毛唐の祭りが近づいて参りました。どいつもこいつもハロウィンだからパーティだなんだと浮かれポンチになっており、正しい日本文化を伝えていかねばならぬ身としては昨今のハロウィンの席巻に悶々としております。

f:id:make_usagi:20211025220434p:plain

そもそも、ハロウィンが何かわかっている人はほとんどいないのではないでしょうか。そもそもの始まりは邪教の祭事が起源と言われています。大阪では災いが起きるたびに、小指のない生贄をぐるぐる巻きにして、大阪湾に沈めて邪神の怒りをしずめていました。それが何がどうなったのか知りませんが、毛唐が真似してハロウィンを始めたのです。つまり、お水取りみたいなもんだと思ってもらえたら間違いないと思います。

お水取りが済んだら暖かくなると言われていますが、これは関西では常識の中の常識であり、お水取りが何かわからない方は関西人ではないと言われています。お水取りとは東大寺で行われている行事で、これまた何か知りませんがでっかいたいまつを持って坊さんがどわーっと走って火の粉をぶちまけるという、消防署の人たちがぎゃーと叫ぶような奇祭です。

しかし、お水取りが済んだら暖かくなるのです。これはもう冬が苦手な人にとっては嬉しいことで「もうすぐお水取りだ!」とわくわくするのです。

一方、ハロウィンが済んでしまうと、急に寒くなります。誰もハロウィンが済んだら寒さが厳しくなるなんてことを言ったりはしませんが、そのうちに言うようになります。ていうか、ハロウィンの時期がすでに寒いのです。にもかかわらず、仮装して大騒ぎして「トリックオアトリートメント」と言って髪の毛が長州力みたいにさらさらになるのですから、もはや何がなんだかさっぱりわからないのです。

とにかく、ハロウィンがどうのこうのと悪く言う人にろくな人はいません。せっかくのハロウィンなんですから楽しまなくてどうするんですか。起源やら文化なんでどうでもいいんです。楽しんだモノ勝ちです。ただし、例のウイルスの感染対策はしっかりとしましょう。合掌。