ちょっと前、池の水を全部抜くのが流行りました。
最近はあまり話題にもならなくなってきたので、ここで一発「びわ湖の水全部抜く」をやってみたらよいと思いました。ポンプで水を抜いたらいいだけなのでぜひ頑張ってもらいたいと思います。
こないだニュースというか何かで書いてありましたが、滋賀県民がよく京都人を脅す常套句として「びわ湖の水を止めたるからな！」という言葉を口にしますが、実際にびわ湖の水を止めてしまうと滋賀県全体が水浸しになってしまって、どえらいことになるという話を目にしました。そりゃそうです。流れていくだけなら、いつか水は絶えてしましますが、びわ湖は水位が増えたり減ったりしつつも干からびるということはありませんでした。つまり、びわ湖に入ってくる水もあるということなのです。その水を無視して、京都に流れ出る水を止めてしまうとエラいことになるというのは至極当然のことです。しかし、京都人が困るというのであれば、万障お繰り合わせのうえ、是非とも頑張っていただきたいと思います。
それはそうと、びわ湖の水全部抜くとどうなるのでしょう。とりあえず、ブラックバスとかブルーギルみたいな外来種を根こそぎがっつり根絶やしにして、鮒寿司の材料でもある鮒が住みやすい環境にしてあげることができます。そして、たくさん鮒が獲れるようになれば、鮒寿司をたくさん作ることができますから、滋賀県も経済的に豊かになることでしょう。それだけでもびわ湖の水全部抜く価値はあるのではないでしょうか。
他には特に何かいいことがあるかというと、思いつかないのですが、まぁ利点がある以上、頑張って抜いてもらったらよいのではないかと思うのです。びわ湖の水を抜くなんて！と罵声を浴びせる前に、まずチャレンジすることが東芝から我々が学んだことです。
ちなみに、私は鮒寿司を食べたことがないのですが、基本的に匂いがキツい食べ物は苦手なので、びわ湖の水を抜こうが抜くまいが、どっちでもよいです。合掌。
