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読んで損する楽しいブログ

マニュアルはなぜ読みにくいのか

事務仕事をする場合、どさっと分厚いマニュアルを渡されて「コレに全部書いてあるから読んでおいて」と言われることが多いです。その時点でげんなりするのですが、とりあえず必要なところをサラッと読んで適当にするわけですが、なんだかんだとミスをすると「ちゃんとマニュアルに書いてあるでしょう!」と叱られるのです。

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「へ?」と思ってマニュアルを見てみると、確かに小さな文字でわかりにくいところにしれっと「○○は△△と読み替えること」みたいな感じでわかりにくく書かれているのです。こんなもん、わかるか!と思うのですが、書いてある以上こちらの落ち度ですし、向こうはマニュアルに書いてあるからという免罪符を持っていますのでギチギチにネチネチと責めてくるのです。

とはいえ、一番の問題はマニュアルが読みにくいことでしょう。はっきり言うと仕事なんてしたくないわけです。マニュアルなんて読みたくもないのです。もっと言うと、マニュアルがやたらと上から目線で、できて当たり前というスタンスで書かれているのがムカつくので読みたくないのです。「□□すること」とか書いてあったりすると、マニュアルのくせに命令すんな!と叫びたくなるのです。せめて「□□してください」ぐらいの物腰の柔らかさが欲しいのですが、だいたい「だ、である調」で書かれていますし、俺がマニュアルだ!ばかもん!ぐらいの高圧的な態度をとってくるので、腹が立つのです。しかも、どこが重要で、どこがさらっと読み飛ばせばよいかなんてわからず、一から十まで俺は重要だというスタンスだから、余計に読みにくさがMAXセレブレーションになるのです。

マニュアルを作る場合、とりあえずこれだけ読んだら仕事ができるよとか、ココは重要だからしっかり覚えてねとか、読み飛ばしてもらっても構わないけどこういう仕組みだから頭に入れておいたら便利だよとか、とにかく柔らかく、そして緩急をつけた内容にしてもらえれば少しはマシになるのではないかと思うのです。

一番いいのはマニュアルなんてなくても仕事ができることと思いきや、仕事なんてしなくてもよいことなのです。よく覚えておきましょう。合掌。