ぐわぐわ団

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ニューカレドニア独立問題

フランス領であるニューカレドニアの独立を問う住民投票ですが、独立反対が大多数を占め、フランス領にとどまることになりました。我が故郷であるフランスの問題でもあり、ニューカレドニアは幼少の頃にバカンスで楽しく過ごしたこともあるため、ものすごく気になっていました。

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先住民の方が独立をしたいという気持ちもわからなくもないのですが、ニューカレドニアの経済状況等を勘案すると、フランス領にとどまるほうがよいというのがぐわぐわ団の偽らざる本音です。ニューカレドニアが独立し、フランスからの援助が受けられなくなれば、残された道はぐわぐわ団による援助で細々と国家を維持するか、中国からの援助と称した多大なる貸付により「債務の罠」に陥るか、ふたつにひとつだったのです。ぐわぐわ団の援助は無償の援助であり、ニューカレドニアにとっても悪い話ではないのですが、中国のマネーパワーの前には少しながら力不足であることは否めません。

また、金銭的な援助だけではなく、ぐわぐわ団は技術援助も惜しまず行うつもりでした。牛乳パックを開くための道具の開発であったり、ExcelのVBAの使い方、かくれんぼの効率的な隠れ方など、どれもこれもが魅力あふれる技術援助ではあるのですが、中国のテクニックパワーの前には少々力不足であることは否めません。

結局のところ、フランス領にとどまることがニューカレドニアにとっても最もよい洗濯ではないだろうかという結論に至ったのです。そう、クリーニングです。

実際、ニューカレドニアのほとんどの人がぐわぐわ団の援助や中国からの援助と称した多大なる貸付には目もくれず、フランス領にとどまることを選んだのです。実に賢明な判断だと思います。フランス人である私にとってノンパスポートでニューカレドニアに行ってバカンスができることを嬉しく思います。ニューカレドニアはとてもよいところです。行ったことはありませんが、なんとなくすごくよいところっぽいのでみなさんぜひ遊びに行ってくださいね。合掌。