ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

時長術

本屋さんに行くと、やたらと「時短術」なんて言葉を目にします。1時間の仕事を15分で終わらせる時短術みたいな感じのタイトルで、いかに効率よく仕事をするか?みたいなことがわっせわっせと書いてあるっぽいです。

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時間は限られたものであり、その時間の中でいかに効率よく仕事をするかというのは、結構みなさんの関心のある分野なのかもしれません。手を動かすスピードを2倍にするために腕立て伏せをがんばれ!とか、歩くのではなく走れとか、右目で資料を読み込み、左目でパソコンの画面を見ながら右手でキーボードを、左手で生暖かいものを握りつつ、とにかく徹底して時短をするべきっぽいです。

しかし、ぐわぐわ団は世の中の流れに逆らうことをよしとします。すなわち、時長術こそが我々の学ぶべきことではないかと問いかけたいのです。別に15分でできる仕事を1時間かけてゆっくりしなさいというわけではありません。物理的に時間の流れを遅らせることにより、時間を長く有効に使おうということです。自分でも何を言っているのかよくわかりません。

相対性理論というアインシュタインが唱えた理論があります。光の速度に近づけば近づくほど、自分の周りの時間の流れがゆっくりになるのです。宇宙船で宇宙旅行をして、1年経って戻ってきたら地球では50年もの時間が過ぎていた、なんてSFの話を聞かれたことがあるかと思います。あれは本当の話で、光の速さに近づけば近づくほど、周囲と自分との時間の流れにズレが生じてしまうために起きてしまう現象なのです。

この相対性理論を利用しないわけにはいきません。まず、私たちがすべきことは足腰を鍛え、早く走るための努力を怠らないことです。100メートル9秒ちょいで走るウサイン・ボルトという人がいますが、光の速さに近づくためにはもっともっと速く走る必要があります。とりあえず、頑張ればそこそこ光の速さに近づくと思うので、頑張ってください。そして、時間を長く使いましょう。面倒になってきたから今日はこれでおしまい。合掌。