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護送船団方式

皆さんは「護送船団方式」という言葉をご存知でしょうか。昭和の厳しい時代を生き抜いた方たちであればご存知ではないかと思うのですが、一方で令和キッズたちは「何それ?」と思われるかもしれません。確かに、最近は「護送船団方式」なんて言葉を聞かなくなりました。

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「護送船団方式」が何かというのは他のブログに譲るとして、私が申し上げたいのは横綱・照ノ富士のこれからについてです。先場所、先々場所と2場所連続で優勝し、しかも先場所の勝ちっぷりは「受けて勝つ」まさに横綱相撲。しかも全勝で優勝というめちょんこすごいことをやってのけたのです。来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、来年の1月には初場所が始まります。照ノ富士が優勝すると新横綱3連覇となり、103年ぶりのことになるそうです。

もともと大関から序二段まで落ちて、幕内に這い上がってきただけでもすごいのに、いまや横綱なのです。そして、103年ぶりの新横綱3連覇もかかっているとなれば期待せずにはいられません。残念なのは照ノ富士のライバルといえる力士がいないことでしょうか。

貴景勝、正代には本当に大関として頑張ってもらわねばなりません。一人だけ強くてもダメなのです。強い力士が3人ぐらいいて、切磋琢磨しないと相撲界にとってもよくありません。新日本プロレスにおいて、武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋という3人が「闘魂三銃士」として一時代を築きましたが、相撲界においても「闘魂三銃士」が必要なのです。

しかし、あの時代で私が好きだったのは馳浩でした。ノーザンライトスープレックス、裏投げ、とにかく技が美しく、入場の際にコーナーポストに登ってTシャツを投げるパフォーマンスは痺れるものがありました。テクニックで勝つというスタイルは佐々木健介とは真逆で、力だけで突き進む佐々木健介がちんちくりんに見えたものです。

話がとっちらかってしまいましたが、照ノ富士には来年も是非頑張ってもらいたいと思います。合掌。