ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『自己肯定感という呪縛』を読みました

私が日々オセロニアに勤しみ、周央サンゴの過去配信をだら見していると思ったら大間違いどころか大正解なのです。うちには「ごはん食べて風呂入って寝て、ただ生きていればよい」という格言が壁に貼ってあるのですが、ぶっちゃけ風呂入るのが面倒なのです。追い焚きができないうえに浴室暖房なんてハイカラなものもないから寒いんですよ。そのため、近く格言を一部修正し「ごはん食べて寝て、ただ生きていればよい」に変えるべきではないかという家族会議を開こうと思っています。たぶん、与野党ともに賛成多数で可決されることでしょう。

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とはいえ、たまには読書をしたりもします。

自己肯定感という呪縛 (青春新書INTELLIGENCE 639)

世の中には「自己肯定感を高めないといけない」信仰がはびこっています。もはや何がなんでも「自己肯定感が高くないとダメだ」みたいな雰囲気に満ち満ちています。昔の演歌に出てくるような飲む鬱買うみたいな人はとにかくダメみたいな感じですが、そんな自己肯定感信仰に喝を入れるような内容になっています。簡単にまとめてしまうと本を書かれた方から「おまえ、何を勝手にまとめてんだ!この本にきちんとまとめてんだから余計なことすんな!」とか言われて自己肯定感がべよーんと下がりそうなのでとりあえず気になる人は本を読んでもらったほうが私の自己肯定感の維持のためにはよいと思うのですが、とりあえず自己肯定感が低くてもいいし、ていうか自己肯定感が低いのは日本人なら当たり前だし、本当に頑張っている人は自己肯定感なんて気にしてないし、不安を抱えて生きているから気にすんな!みたいな内容だったりします。

ほめて伸ばすのが世の主流になってきていますが、本当にそれでいいのか?という警鐘を鳴らしていらっしゃいます。時には厳しく叱ることもしないとダメだという話で、それはわからなくもないなと思いました。ただ、ぐわぐわ団はほめて伸びますし、叱ったら絶対にダメです。苦情は一切受け付けませんし、毀誉褒貶の誉と褒のみ受け付けます。

これからの日本を支える人たちには時に厳しくすることも必要でしょう。しかし、もはや人生折り返し地点どころかもうすぐゴールだという私に対しては優しく接してあげて欲しいと切に願います。褒めましょう。合掌。