フェルマーの最終定理は何百年もの時間を経て、1995年にアンドリュー・ワイルズによってようやく完全に証明されたのですが、「サイゼリヤでデートは是か非か」問題はいまだ解決もされず、証明もされておりません。めちょんこ前からインターネットでぎゃーすか言われているのですが、アンドリュー・ワイルズもこの問題にはお手上げのようです。
相方と初めてのデートで映画『仁義なき戦い』を観に行ったときは、サイゼリヤではなくどっかの喫茶店みたいなとこでランチをしたのですが、一向に食後のコーヒーがこなくて、映画の時間が差し迫ってきたので「コーヒーは結構です」と言い残してお金を払ってお店を出たのですが、今考えると、もしかしたらコーヒー飲んでないのにコーヒー代を支払ったかもしれないのではないか問題が払拭できずに悶々としております。誰かコーヒー代を払ったかどうか教えてください。
とはいえ、これがサイゼリヤだったらドリバーを注文することになるので問題ないわけです。食後のコーヒーの前にジュースを飲みますし、コーヒーも待つのではなく自分で汲みにいけばよいので、映画に間に合わないみたいな不都合も起きないのです。アフリカでは水を汲みに井戸に行くまで２時間かかったりもしますが、サイゼリヤなら徒歩１分で水どころかコーヒーも汲むことができます。あー、水ならタダですが、コーヒーならドリバーの代金が必要となるのはいうまでもありません。
そんなこんなで、サイゼリヤは素晴らしいと思うのですが、問題はたまにサイゼリヤかサイゼリアかわからなくなることです。小林亜星が作曲した「パッとサイデリア〜」がそもそもの問題だと思うのですが、それはさておき、ここで私はこの問題をフェルマーの最終定理を解いたアンドリュー・ワイルズの如く、1995年に解決したのです。
サイゼリヤはお店だから「サイゼリ屋」だと覚えておけばよいのです。小林亜星に引っ張られてはいけません。サイゼリ屋なのです。覚えておきましょう。合掌。
