ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

昨日はひな祭りでした

昨日は3月3日、にゃーにゃーと読めるのでひな祭りでした。屋根からおもちをぼんぼこ投げてお祝いするという奇怪な儀式がそこらじゅうで繰り広げられておりました。その後、年の数だけおもちを食べるという習わしで、これまたそこらじゅうのご老人が「わしゃあ98個も餅は食えねえだ……」と涙を流している横で「これは古来より伝わる儀式です。食べてもらわないと困ります!」と鬼嫁がおもちをガンガンに姑の口の中に詰め込むのです。日本はめちょんこ厳しい国です。最も強い言葉で非難したいと思います。

それはそうと、ひな祭りといえば「おだいりさ〜まとおひなさま〜」という歌が有名です。

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以前にもぐわぐわ団で書いたかもしれませんが、当の本人が書いたかどうかすっかり忘れているので気にも止めずに書きますが、本当にお代理様でよいのでしょうか。代理ではなく、本物がいるべきではないのかと思うのですが、とにもかくにも歌は「おだいりさ〜まと」なのです。代理なのに「様」というのもなんとなく不埒な感じがしますが、代理でも偉いのかもしれません。

中学校の卒業式なんかによく「市長の代理」みたいな人が来たりします。おそらく、中学校の卒業式なんてのはそこらじゅうで一斉にするので、市長一人で市内の中学校全部を回るなんてのは物理的に不可能です。ですから、「市長の代理」が横行するのです。「俺は市長の代理だから丁重に扱え!」みたいな感じで来賓席にずんと座り、あついおもてなしを受けるのです。ああ、私も代理になってみたいものです。

お相撲の世界でもよくあります。力士の代理ではなく、総理大臣の代理が来て、総理大臣杯を渡したりします。代理といっても、官房長官だったり、そこそこ偉い人が来ます。代理だからといってそこらのおっさんがくるわけではありません。

相撲で思い出しましたが、砂かぶりのめちょんこいい席にだいたい一人か二人は着物姿の極道の女みたいなビシッとした和装の女の人がいるのを見かけますが、ああいう人は誰の代理なのでしょう。謎です。合掌。