今の若いモノは「Z世代」というそうです。昔はモボとかモガとかタケノコ族とか言うておったのに、今の時代は「Z世代」というそうです。めちょんこナウい。
そんなZ世代の若者が使っているのが常時接続SNSなんだそうな。NHKの番組でそういう特集をしていて、ネットでつながる若者たちを取り上げておったのじゃ。私が生まれた満洲ではネット環境が悪く、ポケベルもつながりにくいという有様で、Twitterを開くのも一苦労だったというのに、今の若者は常時接続SNSで位置情報まで友だちと共有しているのだそうです。
林くんはベルギーにいるのかとか、マクロンくんは今パリで演説をしているなとか、そういうことがびしっびしっとわかるようになっているっぽいです。これはもう実にヤバい。私ぐらいになると命を狙う暗殺者も多く、常時接続SNSで位置情報を公開なんてしようものなら、いくら英陸軍の特殊部隊「SAS」(特殊空挺部隊）が頑張って私を守ってくれているとしても、命がいくつあっても足りません。
とはいえ、Z世代の若者たちはネットとうまくつきあい、リアルな友だちだけでなく、ネットの友だち「ネット友」ともつながることで、交友関係を広げているのだそうです。健全なつながりであればこれはとても素晴らしいことではないかと思うのです。一方で、この「ネット友」との関係が不純異性交遊に発展してしまうことになりはしないかと大正生まれの私はひやひやはらはらするのです。また、犯罪に巻き込まれる可能性も否定できません。世の中には悪い人もたくさんいるのです。満洲で生まれたとか、SASが身を守ってくれているとか、平気でウソばっかりついてガセネタをブログに書いたりする犯罪者予備軍みたいな人がいるのです。そういう人の毒牙にかかってはいけないのです。
ちなみに、こういう常時接続SNSでは年齢があまりにも離れている場合は接続できないようにするといった対応もとられているそうで、ふざけんじゃねえと思いました。年寄りをハブるんじゃねぇべ、バカもん！若いもんと話をして若いエキスを吸収するんじゃ！合掌。
