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スタートアップ企業ばかりが優遇されていませんか?

世の中、やたらめったらスタートアップ企業が優遇されています。起業するにしてもスタートアップ企業を起業する人ばっかりで、ゴールダウン企業が冷遇されているような気がしてなりません。確かにスタートアップ企業というのは新しいサービスや価値を提供し、世の中をより便利にするという素晴らしいものですが、だからと言ってゴールダウン企業が要らないというわけではないのです。スタートアップ企業ばかりが優遇されては困るのです。

例えば、経済産業省のサイトを適当に引っ張ってきて、適当にそれらしいところの文章を引用してみましょう。

経済産業省では、令和2年度税制改正において、令和2年4月1日から令和4年3月31日までの間に、国内の事業会社またはその国内CVCが、スタートアップ企業とのオープンイノベーションに向け、スタートアップ企業の新規発行株式を一定額以上取得する場合、その株式の取得価額の25%が所得控除される制度を創設しました。 また、令和4年度税制改正において、対象の拡充を行ったうえで、令和4年4月1日から令和6年3月31日まで制度を延長しました。

このように、ものすごく税制においてもスタートアップ企業が優遇されているのです。申し訳ありませんが、私自身は何が何だかさっぱり内容がわかっていません。25%の所得控除がどれほどのものかもわかりませんが、とにかく優遇されているのであろうことは容易に想像できます。

一方でゴールダウン企業に対する優遇はどのようなものがあるのでしょう。残念ながらそのようなものはひとつも見当たりません。当然です。ゴールダウン企業という言葉自体が誰も使っていないからです。まさに冷遇。もしくは薄遇。ゴールダウン企業サイドの人間としてはやってられないってぇもんですよ。私がゴールダウン企業サイドの人間だったら絶対にぶーぶー文句を言っているはずです。ただ、残念ながら私はゴールダウン企業サイドの人間ではないのでぶーぶー文句を言う立場ではありません。

ゴールダウン企業のみなさんはぜひ優遇を目指して頑張ってください。合掌。