ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

100点をとる必要はない

どんなことにおいても当てはまることだと思うのですが、合格のラインがどこかを理解したうえで、合格ラインよりもちょっとだけ上を目指すぐらいがよいのです。

にも関わらず、真面目な人たち(私を含む)はとにかく100点を目指して努力するのです。それはもう血反吐を吐くような努力を重ねて、合格ラインをはるかに超える高みを目指してしまうのです。ただ、一事が万事でそんなことをしていたら精神がすり減ってしまって、人間がダメになってしまいます。「〜べき」「〜ねば」で生きている人は特にそうではないでしょうか。

これは別にテストや仕事に限りません。育児でも一緒。遊びでも一緒。生きることそのものが当てはまります。100点をとる必要はどこにもありません。ぶっちゃけ合格点を取らなくても死にません。お医者さんなんかが手術をするときは100点を求められるっぽいですが、実際は切りすぎたり、結び方を間違えたり、メスやガーゼを入れたままお腹を閉じてしまったり、決して100点とはいえない手術もあるはずです。もっと言うと「最善は尽くしたのですが……」と神妙な顔をしつつ深くうなだれておけばなんとかなるのです。

このように、100点満点を求められているはずのお医者さんですら逃げ道はあるのです。私たちに逃げ道がないはずがありません。自分の力よりも上の成果を求められたときなんかは逃げの一択です。逃げても死にません。逃げずに立ち向かえば逆に死んでしまう可能性のほうが高いのです。逃げましょう。私が許します。

というわけで、私自身は近く国家試験を受けるべく猛勉強に励んでいます。気がつけばYouTubeを見たり、オセロニアをしたり、相方と馬鹿話をしたりと、とにかく100点を取らねば死刑ぐらいの勢いで猛勉強に励んでいるのです。睡眠時間も削りに削り、睡眠時間がもはや12時間を下回っています。これでは健康が害されて国家試験に合格しても意味がありません。まずは健康第一なのです。

それはそうと、お医者さんでも100点満点を取る必要はないと申し上げましたが、私のオペに関してだけは100点と言わず、120点の結果を残しなさい。合掌。