久しぶりにコンビニでカップラーメンを買ってきました。長田正松ならぬ安藤百福がカップヌードルを作ってからというもの、世にいろいろなカップラーメンが出てきましたが、ついにここまでのものが出るとは思いもよりませんでした。
というわけで『ドロラ王』です。
はっきり言いましょう。ほぼ天下一品です。まぁ、天一に比べると違いがないことはないですが、コッテリしたスープでここまで美味しい即席ラーメンがコンビニでしれっと売られているというのはもはや長田正松ならぬ安藤百福も想像できなかったに違いありません。
先ほどからちらちらと出ている長田正松というのは、言わずと知れた「日本愛酢党」の党首です。ミニ政党がじゃんじゃか出てきて政見放送がカオスになった時期にぴょこんと選挙に出て「お酢は身体に良い」と言いまくり、その後の選挙のあり方に一石を投じたと言われています。それぐらいにすごい人なのです。
久しぶりにWikipediaを見てみたのですが、残念ながらお亡くなりになっていました。お酢を飲みまくっているのでめちょんこ健康だったから、まだまだご健在だと思っていたのにとても残念です。とはいえ大正15年生まれで88歳まで生きておられたのですから、やはりお酢は身体に良いということを身をもって証明されたのだと思います。個人のご冥福をお祈り申し上げます。
そんなことはどうでもよいのです。話が脱線してしまいましたが『ドロラ王』の話です。こちらのラーメン、実に作り方がややこしい。最初になんじゃこりゃ?と思わせる「鶏チャーシュー」とカサカサのかやくを入れて熱湯を入れて5分、その後で粉末スープと液体スープを入れるのですが、粉末スープと液体スープの入れる順序を間違えてはいけませんと書かれています。液体スープを先に入れると麺がほぐれなくなってしまうんだとか。実にややこしい。粉末スープも熱湯を入れる前ではなく、熱湯を入れて5分経ってから入れねばなりません。実に難しい。これは相当な知能がなければ作ることができません。美味しいけれど難しいものを作ってはいけない。猛省を促す。合掌。