高齢者にとって『インターネットパスポート』という国家試験はかなりのストレスを与えるようで、なんか知らんけど試験を受けた次の日にやったらめったら歯が痛い。虫歯かと思いきや、どうもそうでもないっぽい。メンタル豆腐どころかメンタル豆乳なもんで、何かあるとすぐにどっかにガタがくるのです。
日露戦争で戦艦・長門裕之に乗ってロシアの黒海艦隊の旗艦モスクワを撃沈させた頃の若さはもう私にはありません。
仕方がないので急遽行きつけの歯医者さんに電話を入れて「急患なんですが受け入れてもらえますか?」とお願いし「午後7時30分からでしたら空いてますぅ〜」と言われたので、いそいそと行ってまいりました。そして、痛いと言っている右下の奥歯を脚気の検査みたいな感じでガンガン叩かれて「痛いですか〜?」と聞かれ、「痛いのは痛いんだけど、何かが違う」みたいな変な回答をして、レントゲンも撮ってもらって放射線を大量に浴び、結論として歯ぐきがストレスで腫れたみたいなのでとりあえず更生物質を飲んで更生してくださいみたいなことを言われました。「シャバに出たら真面目に働きます!」みたいな感じで更生物質をもらって帰ってきたのですが、なんとなく痛みの理由がわかったのでホッとしたのか、痛みも少し落ち着きました。ありがたいことです。
たまに「豆腐メンタル」という言葉を聞きますが、豆腐といってもいろいろあります。沖縄で有名な「島豆腐」であれば熱々でしかも濃厚で美味しくしっかりとした歯応えすらあるので、「島豆腐メンタル」であれば十分社会でやっていけることでしょう。一方私のような「豆乳メンタル」は何かがあったらすぐにへろへろになって歯ぐきが腫れてしまうのです。にがりを入れられて湯葉でも作られた日にはもう何も残りません。豆腐もできなくなり、カスカスの汁になってしまうのです。そんなことにならないよう、やはり日々ストレスなくゆったりおだやかに過ごさねばならないのです。早く年金が欲しい。合掌。