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アルゼンチンアリの脅威

NHKのクローズアップ現代を見ていたら、アルゼンチンアリが増えて大変なことになっているという特集をしていました。

これはもう国際問題です。アルゼンチンに対して遺憾の意を表する必要があります。しかし、私はアルゼンチンのことを何も知りません。私が知っている有名なアルゼンチン人はマラドーナぐらいです。とはいえ、アルゼンチンアリは恐ろしいのです。

何が恐ろしいのかを簡単に言うと、べらぼうな勢いで増えるのです。普通のアリは巣の中に女王アリは1匹なのですが、アルゼンチンアリは女王アリがたくさんいるのです。そして、そのたくさんいる女王アリがそれぞれ卵をガンガン産みまくるのです。これがどういうことかというと、げちょげちょにアルゼンチンアリが増えるということに他なりません。気が付いたら床一面がアルゼンチンアリなんてことにもなりかねないのです。

こんな恐ろしいアリをアルゼンチンは放っておいたのです。責任を取ってもらわねばなりません。どういうふうに責任を取ってもらうべきなのか、アルゼンチン人に来てもらってアルゼンチンアリをとことん退治してもらうのもよいでしょう。アルゼンチンはおそらくアルゼンチンアリに関する知見も豊富でしょうから、アルゼンチンアリの生態や弱点などの知識の豊富なアルゼンチン人に来てもらうのもよいでしょう。

アルゼンチンの人たちは責任感が強いと思いますので、必ずやアルゼンチンアリを退治してくれるものと信じています。責任を取るというのは、行動を起こして結果を出すことです。アルゼンチンアリが増えてしまった以上、減らさなければなりません。

逆の考え方もできます。アルゼンチンアリはわざわざ遠くアルゼンチンから日本まで来て頑張って生きているのです。にも関わらず、めちょんこ増えるからとかいろいろな理由をつけて、人間の都合で退治されるというのはアルゼンチンアリにとっては腑に落ちない話でしょう。

私たちはもはや、アルゼンチン人とアルゼンチンアリと共存していかねばならないのかもしれません。頑張りましょう。合掌。