全力でいんちきをしようとする

ちっちゃな頃から悪ガキでもなく、15で不良とよばれもせず、ナイフみたいに尖ってるわけでもなんでもなく、触るものみな傷つけていない毒にも薬にもヤクルト1000にもならないまけもけさんです、ごきげんよう。

しかし、日々の中でいつも「なんとかいんちきできんのか？」と思いながら生きています。持続化給付金の詐欺とか、そんな悪いことではなくて、例えば、スーパーマリオブラザーズの1-2のワープで4-1に行くとか、そういう感じの合法的ないんちき。スーマリのワープをいんちきと捉えるかどうかは学術的にいろんな立場があって意見が割れそうな感じもしますが、とにかくいんちきできることはしたいのです。

私がExcelでやたらと関数やらVBAやらに詳しくなったのもいんちきしたいからです。他の人が計算機を使ってかちゃかちゃひとつひとつ計算してたり、ひとつひとつセルをコピペして数式をがちゃがちゃ変更したりしているのを横目に、一瞬でシャーっと作業を終わらせるみたいなのが好きなのです。いわゆる『情報の非対称性』を用いたいんちきと言えるでしょう。

別にExcelに限ったことではなく、人生においてはいろいろな『情報の非対称性』が存在し、パレート効率的な結果は実現できていません。パレート効率的でない社会は、誰の効用も犠牲にせずに誰かの効用を改善し得る非効率的な状態であるという意味で、望ましい社会であるとは言えず、パレート効率的であることは、望ましい社会の十分条件ではないが必要条件と言えます。Wikipediaをしれっと引用してきたので私自身どういうことかさっぱりわかりませんが、つまるところこういうことのようです。

持続化給付金の詐欺の話にしたところで、知っている人は悪いこともできるけど、そもそも持続化給付金って何？という人は詐欺ろうにも詐欺れないことを考えると『情報の非対称性』とは恐ろしいことで、なんでも知っていて損はないと言えます。