ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

大文字焼き

3年ぶりに京都で「大文字焼き」がいつもの規模で取り行われました。例のウイルスのせいで「大」ではなく「小」にしたり、「犬」にしたり、涙ぐましい努力がなされていたのですが、ようやくいつもの「大文字焼き」ができたので京都の人は大喜びでしょう。

ていうか「大文字焼き」と言うと、京都の人には「あれは大文字焼きやおへん。五山送り火どす。大阪の人はたこ焼きが好きなだけになんでも焼き焼き言うてからに、さっさと死ねどす。」と言われるのが常ですが、ぐわぐわ団ではあれは「五山送り火」ではなく、れっきとした「大文字焼き」であると宣言したいと思います。

カッコつけて「五山送り火」なんて言いよってからに、しかもひらがなで書くと「ござん”の”おくりび」になって、「の」なんてどこにもないのにわざわざ読ませようとするのです。京都のいやらしさが大爆発している感じで、ついつい「けっ!」と悪態をついてしまいたくなります。別に京都が嫌いというわけではないのですが、なんとなく大阪に住んでいると敵対心が沸々と沸いてしまうのです。これはもう地政学上やむを得ないことなのです。

というわけで、大文字焼きが盛大に行われたという話ですが、あれは言うなれば焼畑農業の発祥の地である京都が聖なる儀式として行っているのですが、SDGsの観点から考えると二酸化炭素を出す、山の植物を燃やすことで酸素の量を減らす、ろくなことがありません。そもそも焼畑農業を行うことが地球にとって大きなダメージとなっており、Amazonがどんどんなくなっているという深刻な問題となっています。なんといっても創業者であるジェフ・ベゾスが退任している以上、これからどうなることやらわかりません。

大阪も負けてはいけません。たこやお好みだけを焼く時代はもう終わったのです。もっとすげえモノを焼いて焼いて焼き尽くす必要があるのではないでしょうか。阪神百貨店ではイカ焼きがめちょんこ売れていますが、とにかく何か焼こう。頑張りましょう。合掌。