ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

おふろのわかしかた

本当にたまには役に立つことでも書かないといけないのではないかという気がしない。

しないので、我が家のおふろのわかしかたを書き記しておくことにします。他の家のお風呂は知りません。あくまでも我が家のおふろのわかしかたです。ですから、役に立つかもしれませんし、役に立たないかもしれませんが、少なくとも私にとっては役に立つことであるということはご承知頂きたいと思います。

まず、お風呂のボタンを押します。正しくは「湯はり」というボタン。この「湯はり」というボタンを押すと「お風呂の用意ができました。蛇口を開いてください」と機械が言いますので、いそいそとお風呂場まで行って、お風呂の栓をしてから蛇口をひねります。蛇口というのは水道の蛇口のことで、中国の蛇口のことではありません。ややこしいのですが、蛇口という地名があるのです。我が家にある蛇口は中国の蛇口ではなく、あくまでも水道の蛇口のことであることをご承知頂きたいと思います。香港から深圳に行くのに蛇口行きのフェリーを使うと便利らしいですよ、知らんけど。

それはそうと、蛇口をひねって10分弱ほど待つと「おふろがわきました。水道の蛇口を閉めてから湯はりスイッチを押してください」と機械が言いますので、水道の蛇口を閉めずに湯はりスイッチを押します。もちろん、その後で水道の蛇口を閉めに行くのですが、機械はめちょんこ怒って「水道の蛇口が開いていませんか!水道の蛇口を全て閉めてください!」と言うのです。毎回毎回怒られるので、もはや慣れてしまいました。「あーはいはい。閉めればいいんでしょ、閉めれば」と反抗期のヤンキーみたいなノリで接しています。

そして、おふろがわくのです。うちは追い焚きみたいな文化的な生活ができるようなお風呂ではなくて、お湯がダーダー出て、その後は冷める前に入らなければ冷めてしまって冷たいお風呂に入るハメになるという仕組みですので、慌てて入らないといけないのですが、夏は暑いのであまり慌てません。よかったですね。合掌。