大阪府松原市のとある小学校に土日の間に何者かがガラスを割って侵入し、児童のリコーダーが19本も盗まれたそうです。大変な事件が発生してしまいました。先にお断りしておきますが、断じて私が犯人ではありません。アリバイこそありませんが、何と言っても動機がない。小学生のリコーダーをねぶって楽しむような趣味は持ち合わせていません。
いや、もしかしたら犯人は小学生のリコーダーをねぶって楽しむために盗んだのではないかもしれません。リコーダー19本まとめて演奏に挑戦してギネスブックに載ることを考えていたのかもしれませんが、それもどうかと思うのです。盗んだバイクで走り出すならまだしも、盗んだリコーダーでギネス載るなんて尾崎豊も「なんでやねん!」とツッコミをバシコン入れるに決まっています。
となると、やはりリコーダーをねぶるために盗んだと考えるのが自然な流れでしょう。もう一度お断りしておきますが、私は犯人ではありません。家宅捜索をしていただいても結構です。とにかく、アリバイはありませんが、リコーダーを盗んでねぶるような真似は断じてしておりません。そこはご留意いただきたい。
かわいそうなのはリコーダーを盗まれた小学生です。犯人はすぐにでもリコーダーをお返しするべきではないでしょうか。いや、盗まれたリコーダーをそのままお返しするということは、ねぶり倒されたリコーダーを再度小学生が口をつけるということになり、犯人にとっては二重の喜びとなる可能性があります。書いてて気持ち悪くなってきましたが、犯人の心境としては「あの子の唾液とオイラの唾液が混ざりあって……ヒッヒッヒ……」みたいな感じでしょう。もちろん、煮沸消毒をしたら科学的にはよい話ではですが、人間の心理として、知らんおっさんがねぶり倒したリコーダーなんてのは、いくら煮沸消毒しようが、アルコール消毒しようが、気持ち悪いものなのです。ならぬものはならぬのです。勝手に犯人をおっさんにしてしまいましたが、もしかしたらおっさんではないかも知れません。失礼致しました。合掌。