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官民連携

「官民連携」という言葉があります。さっくりと言うと「官(政府、地方自治体や公務員)と民(民間企業や公務員じゃない人)が手を取り合って頑張る」ことです。何を頑張るかはそれぞれなので一概に言えませんが、税の作文を書いたり、税の作文を書かせたり、税の作文コンクールを開いたり、税の作文をコンクールに応募させたり、税の作文コンクールで賞をもらったり、思いつくのは税の作文ばかりですが、とにかく官民連携という言葉があるのは事実なのです。

で、ちょいちょいニュースで「官民が連携して」とか、「官民が協働で」とかアナウンサーが言うわけですが、それをほぼ100%の確率で「宦官が連携して」とか「宦官が共同で」と空耳してしまうのです。

宦官とは、わかりやすく言うと、ちんちんを切った男です。なぜちんちんを切るのかと言うと、皇帝のお妃様が住むところ、後宮でお仕事をするためです。悪さをしようにもちんちんを切っているから悪さができないのです。ちんちんを切ることによって後宮に出入りすることができる、それは皇帝や皇后にめちょんこお近づきになることができるという特権階級でもあるのです。しかし、ちんちんを切らねばなりません。ちんちんと権力を天秤にかけてちんちんを切って権力を得たのが宦官の皆さまということになります。

この宦官という制度は中国では普通に存在したのですが、なぜか日本には取り入れられませんでした。昔の日本はやたらと中国の真似をしていたにも関わらず、宦官制度は導入されることはありませんでした。これがなぜかという研究が日本だけではなく世界各地の大学や研究機関で盛んに行われており、今も興味深い研究が進められています。きちんとした結論はまだ出ていませんが『日本人はなぜちんちんを切らなかったのか?』という新書が出る日も近いのではないかと思われます。私は宦官に関する知識が薄いので本は書けませんが、本が出たら読むかもしれませんし、読まないかもしれません。

とにかく、官民連携は宦官連携に聞こえる、というお話でした。合掌。