人間社会においては例のウイルスやインフルなんかが恐れられていますが、鳥の世界においては鳥インフルエンザが脅威です。
何と言っても、感染してしまったら処分されてしまうのです。処分という言い方だとあんまり怖さが伝わらないかもしれません。簡単に言うと、一羽が感染してしまうと周りの鳥は感染していようといまいと皆殺しです。連帯責任どころの騒ぎではありません。濃厚接触鳥かどうかの判断なんかしません。同じところに暮らしているだけで皆殺しです。とんでもない話です。
人間社会でこんなことがまかり通ってしまうととんでもないことになります。自分の住んでいるアパートのおじいちゃんが例のウイルスに感染したら即処分、すなわち有無を言わさずにざっくり殺されてしまうのです。理不尽極まりないことです。
この状況をどうにかしたいと思い、ぐわぐわ団では独自に鳥インフルエンザのワクチンを開発して鳥に接種しようとしたのですが、接種会場「やすらぎ天空館」に鳥が集まらず、あえなく玉砕となってしまいました。3歩歩くと何もかんも忘れてしまう鳥頭に、鳥インフルエンザのワクチンを接種するため「やすらぎ天空館」に行くというのは難しかったのかもしれません。
それはそうと、ニュースなんかを見ていると、例のウイルスと鳥ではないインフルエンザが同時流行するとか言われています。しかも、同時に罹患してしまう可能性もあるんだとか。例のウイルスにかかると39℃を超える熱が出ると言われています。そして、インフルエンザもかかると39℃の熱が出ることがあります。そして、同時にかかると39℃×39℃=1,521℃になるのです。こうなるともう大変です。鉄の融点は1,535℃でギリギリ融点以下ではありますが、実際は鉄は炭素を含んでいますのでもっと融点が低くなります。つまり、私たちが使う鉄はどろどろに溶けてしまうのです。これはとても危険が危ない。例のウイルスとインフルを同時にかかることは是が非でも避けるべきでしょう。合掌。