大阪の若者がグリ下でパキっているそうです。なんのこっちゃ?と思われた方は私だけではないはずです。
まず、グリ下というのは大阪ミナミのグリコの看板の下付近のことだそうです。大正15年から大阪にいるというのに知りませんでした。一生の不覚。そしてパキるというのは、昔はラリると言っていたと思うのですが、クスリでラリラリになることのようです。中島らもの若い頃の本を読んでいると、睡眠薬をガリガリ噛んで過ごしたみたいなことが書いてありますが、昔も今もさほど変わりはないようです。
とはいえ、言葉がラリるではなくパキるになっていたのが不思議。昔はリタリンという薬がやたらともてはやされていて、タリラリランのリタリンというぐらいにいろんなところで若者がガリガリかじっていたのですが、あまりにも乱用されまくるので規制されてしまって、今ではかなり入手困難なシロモノになっているようです。ちなみに、私はリタリンは飲んだこともかじったこともありません。
ちなみに、パキるという言葉を聞いて真っ先に頭に浮かんだのがパキシルというお薬です。一時期はうつ病と診断されたらパキシルというぐらいに一世風靡したクスリですが、副作用がとにかくいろいろキツい、断薬するのがめっちょこツラくてシャレにならんといったクセの強いクスリだったため、最近ではあまり耳にしなくなりました。パキシルなんかよりもずっとマシなクスリがいろいろと出てきたためです。
ということは知っていたので、グリ下で若者がパキっていると聞いて、なんでパキシルなんて飲むんだろう?と思ってしまったのですが、別にパキシルを飲むわけではないようです。テレビのニュースなんかでは具体的な薬の名前なんかは意図的に出さないようにしているようなのでぐわぐわ団でも具体的な薬に言及することは致しませんが、とにかく、おクスリは正しく服用すべきである、そして、自分がラクになるのであれば使ってもよいと考えます。話がなんかとっちらかってしまいましたのでこの辺にしておいてやる。合掌。