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大化の改新のイラストレーション

大化の改新をご存知でしょうか。ご存知ない方は「大化の改新」で検索していただけらと思います。そして、大化の改新のイラストレーションも調べていただきたいのです。

中大兄皇子と中臣鎌足がイルカをやっつけたシーンがイラストレーションにされています。それを模して描いたのが上のイラストレーションなのですが、イルカの首があらぬ方向にぴょーんと飛んでいってしまっているのです。それだけやおまへん。飛んでいったイルカの首がめちょんこおかしいのです。まだ生きているような、なごり雪でも降っているかのような、なんともニヨニヨとした表情をしているのです。どう斬ったらこんなふうに飛んでいくのか、宇宙の物理法則を全て無視したような首の飛び方に違和感を感じずにはいられません。

それはそうと、大化の改新によって何が起きたのかというと、日本の政治が豪族中心の政治から天皇中心の政治へと変化し、「日本」という国号の誕生、「天皇」という称号の制定、及び初めて元号「大化」が制定されたのです。大化の改新が日本の国としての始まりと言っても過言でしょう。さすがにそれは言い過ぎです。

それよりも、私は「豪族」という言葉が好きです。大化の改新が起きず、現代に至るまでず〜っと豪族中心の政治が続いていたらと思うとワクワクが止まりません。私の中では「豪族」というと野生味溢れるおっさんが思い浮かぶのですが、みなさんも「豪族」と聞くとそんな感じではないでしょうか。そんな髭面毛むくじゃらの豪快なおっさんが「よっしゃよっしゃ!」と言いながら、大らかに政治を進めていれば日本も違った国になったのではないかと思うのです。少なくとも髭面毛むくじゃらの豪快なおっさんは和歌とか雅なことはしなかったでしょう。演歌なんかをこぶしを回してダミ声で歌っていたはずです。そして、スナックのママとデュエットなんかしながら濃い酒をガバガバ飲むのです。

こう考えると、大化の改新が起きて良かったと思う人もいるでしょう。歴史に「もし」はありませんが「もし」を考えるのは楽しいものです。頑張りましょう。合掌。