お賃金を電子マネーで受け取ることができるようになるっぽいです。
労働基準法はお賃金の支払は通貨(現金)を原則としています。びっくりする話ですが、銀行振込でお賃金を受け取れるようになったのは1975年(昭和50年)からで、それまでは労働者に対してのお賃金は現金で払わないといけなかったのです。現金でお賃金を受け取るなんて原始人でもしていなかったと思うのですが、ほんの50年ほど前までは現金で受け取るのが当たり前だったのです。お賃金を支払う側の手間たるや想像を絶するものだったことでしょう。
現代社会において、お賃金を銀行振込で受け取るのがようやく普通になってきたっぽいわけですが、世の中は電子化、キャッシュレスが進んでいます。キャッシュレスとは言ってもキャッシュを介さずに物々交換を始めたというわけではございません。英語は難しい。ともかく、電子マネーがようやく普及してきたので、お賃金を電子マネーで支払うことも良しとしたわけです。
とはいえ、電子マネーがある程度普及していること、電子マネーの業者に何かあった時に保証がしっかりしていることを厚労省が求めたため、今のところはPayPayとぐわぐわ銭の2つだけしか指定されていません。ぐわぐわ銭は現在システムをExcelのVBAを使って開発を進めているところですので乞うご期待ください。
一定の現金を持っておくことも必要ですが、やはり生活の中で現金を持ち歩くことはめちょんこ面倒です。財布を出すのがダルい。鬱陶しい。特に硬貨は重たいから大嫌い。ですので、最近は児童販売機で飲み物を買う時も電子マネーを使うことが多いです。お買い物をしていて、前の人の支払額が1,001円なのに1万円札を出してじゃらじゃら硬貨を受け取るなんてのを目にするとムキーとなります。
これからどんどんお賃金を電子マネーで受け取ることが増えていくことでしょう。これからの電子マネーの活躍にご期待ください。全然話が違いますが、島根県出身のデン島根という芸人をご存知でしょうか。私は知りません。合掌。