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ロシア崩壊の危機?

日曜日の午後、することもなくだらだらとYouTubeを見ていると、やたらと「ロシア崩壊!」とか、「プーチン失脚寸前!」とかセンセーショナルなタイトルをつけたゆっくり動画が出てきます。確かに、現在ウクライナがロシア領内を攻めており、ロシア国内が混乱しているというのはよく聞きますが、だからといってすぐにロシアが崩壊するわけはありません。

と、書いている途中で思い出したのがソ連崩壊の時のこと。実家のヴェルサイユ宮殿の縁側でとんがりコーンを両手の指にはめて遊んでいたとき、執事のセバスチャン4世が大慌てで「ホワイトハウスから電話でございます!」と叫びながら飛んできたのです。当時は携帯電話どころかコードレスホンもなく実家の電話は黒電話だったのですが、黒電話をガチャガチャしながら持ってきて、私に差し出してくるのです。私の指にはとんがりコーンが刺さっていましたから、少しだけ待ってもらって、とんがりコーンを急いで口中へと放り込み、口の中がじゃりじゃりした状態で「はい、もしもし」と言いました。すると、当時のアメリカ大統領であるロナルド・レーガンが「ハイ!ヤス!」と言うもんだから、こちらも調子に乗って「ハバナイスディ、ロン!」と返事をしてあげたわけですが(ロンヤス外交)、冗談もそこそこに「どうしたんだ、ドナルド」と聞き返すと「ソ連が崩壊しましたがな!」と流暢な大阪弁で言ってきたのです。

当時、東西冷戦が終わる兆しを見せており、これからソ連はどうなるのだろうと思ってはいたものの、ソ連が崩壊するというシナリオは想定しておらず、肝を冷やしたことを覚えています。ソ連も崩壊するんだなぁとしみじみ感じました。ですから、ロシアが崩壊することもやぶさかではないと思っておいたほうがよいのかもしれませんし、そんなことはないのかもしれません。

ロシアが崩壊した暁に世界がどうなるのか、まだまだ余談を許さない状況ではありますが、許してあげてほしいなと個人的には思います。頑張りましょう。合掌。