人生をいかにラクに生きるか。これは多くの人にとっての課題であると思われます。そして、その答えはいろいろありますが、私の言える事は「できるだけ早く決断すること」ではないかと思うのです。
※イラストは使い回しであり本文と何ら関係ありません。
決断するというのはエネルギーを使います。トイレットペーパーを1m使うか、それとも2m使うかも決断です。1m使うことで事足りれば節約になりますが、もし失敗してしまった場合は2m使うべきであったという後悔、そして手洗いを丹念にせねばならず余計な手間と時間が掛かります。トイレットペーパーを使う長さだけでも重要な決断が必要であり、その決断が今後の人生を大きく左右するのですから、それ以上の決断となるともっとエネルギーが必要になってきます。鼻をかむのにティシュ1枚にするか、2枚にするか、これも大変難しい決断です。安心感を得たいのであれば2枚のほうが確実ですが、2枚をデフォにしてしまうとティシュペーパーの使用量が2倍になり家計を圧迫します。経済的な負担が大きくなり、ひいては老後の蓄えが減ってしまうことにつながります。
ただ、決断を先延ばしにすれば間違いなく時間を浪費してしまいます。それだけではありません。どうにかこうにか熟慮に熟慮を重ねてようやくトイレットペーパーは2m使うことに決めたとしましょう。しかし、もたもたしているとお母ちゃんから「あンた!もったいないからトイレットペーパーは50cmまでにしなさい!」と言われてしまうのです。せっかくの決断に使ったエネルギーが無駄になってしまいます。
すぐに2m使うと決断して尻を拭いていれば、お母ちゃんに邪魔されることもなかったはずです。鼻をかむのに2枚のティシュペーパーを使うとすぐに決断して使っていれば、誰からも茶々は入れられません。後でやいやい言われるかも知れませんが、それはそれとして話半分に聞いて流しても結果が出ている以上問題ありません。
つまり、できるだけ早く決断し、そして行動に移すことが人生をラクに生きるために必要なのです。頑張りましょう。合掌。