2025年にあの『ときめきメモリアル』がSwitchでリメイクされて販売されることになりました。ありがたいことです。来年は『魔法つかいプリキュア』の続編も放映されますし、大変楽しみな1年になりそうです。そうそう、大阪万博もありましたね。
ていうか『ときめきメモリアル』なんてこの年齢でプレイしたら号泣して咽び泣くのではないでしょうか。嗚咽するのではないでしょうか。勉強したり、運動したり、ファッション雑誌を読んだり、とにかく何かしてステータスをあげて、週末になったら女の子に電話をかけて遊びに誘って、他の子と仲良くしてたら爆弾が破裂するからあっちゃこっちゃに気を遣いつつも本命の子とのイベントは最優先。なんという輝かしい高校時代でしょう。ふざけんじゃねぇ。
こちとら、英語の授業では先生が書いている筆記体の板書が蛇にしか見えずに理解不能で地獄だったし、微分積分の授業はまっっっったく理解できずに宇宙人のご講和を聞いているような感じだったし、有機化学がこれまたちっっっっとも理解できずに何がわからないのかもわからないという状況だったし、高校の思い出なんて地学の先生が教室に入ってくるなり「地球は滅びましゅわ!」と絶叫し、いかに人間が最悪の存在かを滔々と語り尽くされ、最後にはバッハの音楽が良いというありがたい授業を高校入学後一発目の授業でぶちかまされて「これはヤバいところに来てしまった……」と嘆き悲しんだぐらいしか覚えていません。
勉強してステータスを上げたり、運動してステータスを上げたりして過ごして、近くに住むめちゃくちゃ美人で美声な幼馴染がどうにかこうにかすれば桜の木の下で告白してくれるなんて甘ったるい世の中ではなかったのです。
とはいえ、万象繰り合わせて『ときメモ』はもう一度遊んでみたいし、朝日奈さんと海に行きたいと思っております。間違ってはいけません、朝比奈夕子ではなく朝日奈夕子です。よろしくお願いいたします。合掌。