以前にも書かせていただきましたが、私は有料運転者です。つまり運転免許証はゴールデンということです。大阪府公安委員会が満を辞して「貴方は優良な運転者なので免許証をゴールデンにいたします」と認定し、私も満を辞して「謹んでお受けいたします。優良運転手の名に恥じぬよう、稽古に精進いたします」と口上を述べたほどです。
なぜ私が優良運転手なのでしょうか。その理由は運転技術がすごい、法令遵守、すなわちコンプライアンス遵守を守っている、思いやりのある運転ができる、ものすごくものすごい人格者であり決して煽り運転などをしない、信号のない横断歩道であっても歩行者がいたらきちんと止まって歩行者を優先するように努力するといった気持ちを持っている等、数え上げたらきりがありませんが、最も重要なのは「そもそも自動車の運転をしない」ことだと思います。
交通違反をするのはなぜか、いろいろとその理由はありますが、絶対に交通違反をしない方法がひとつだけあるのです。それは「自動車の運転をしない」ことです。自動車の運転をしなければ、交通違反で反則切符を切られることはありません。スピード違反をしようにも、車に乗らなければスピード違反できないのです。もちろん、信号無視もできませんし、飲酒運転もできません。飲酒運転なんていまや会社員であれば懲戒解雇モノの大犯罪ですが、飲酒歩行はさすがに取り締まり対象ではありませんし、もっというと私はお酒が飲めないのでそもそも飲酒運転や飲酒歩行どころか飲酒ができないのです。
こうなってくるともう無敵です。大阪府公安委員会もさすがに「貴方は優良な運転者です」と太鼓判をお寿司かなくなるのです。変換間違いました、押すしかなくなるのです。
生活のため、生きるため、どうしても運転をしないといけない人たちは安全運転を行なってもらい、私のようなうっかりモノ、かつ粗忽者はできる限り自動車を運転せずに公共交通機関を利用するのが世の中にとってよいことではないのでしょうか。自動車の数を最低限に抑えることで横山弁護士が「自動車に乗れんじゃないか!」と激昂することも減るかもしれませんし、残クレでアルファード買って、後で思いもよらない支払いに地獄を見る若者も減るのではないでしょうか。頑張りましょう。合掌。