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闇バイトが問題になっているが光パートは問題ではないのか

また訳のわからないことを言っているなと思われた方、まさにその通りです。私自身こんな話題で800文字書けるのかどうか心配ですが、とりあえず頑張ってみたいと思います。

※イラストは使い回しですので内容とは関係ありません。

闇バイトというのは「高収入」「短時間」「誰でもできる」といった言葉で人を集めているようです。となると、光パートというのは対偶を考えればよいので「低収入」「長時間拘束」「誰にもできない」となります。光パートという語感からすると素晴らしいお仕事のように思えるのに実際はツラいお仕事になってしまうのはどうしてでしょうか。光パートはダメなのでしょうか。おそらくダメなのだと思います。「低収入」「長時間拘束」「誰にもできない」となると人が集まりません。

「長時間拘束」「誰にもできない」であっても「超高収入」であれば、どうにかこうにか人は集まります。昔、光通信という会社がまさにそれで超絶ブラック企業でありつつも収入だけはべらぼうによかったので、鉄骨メンタルな猛者が営業で走り回り契約を取りまくっていたのです。当時はバブル絶頂期であったため、死ぬ気で働いて死ぬほど稼ぐことができたのです。とはいえ、光通信のような仕事が光パートかと言われると違うような気もします。

「高収入」「短時間」「誰でもできる」というと素晴らしいお仕事のように聞こえるかもしれませんが、実際は「高収入」「短時間」「誰でもできる」は、例えていうなら国際金融のトリレンマと同じだと言えます。国際金融のトリレンマとは「資本自由化」「固定相場制」「独立した金融政策」を同時に実現することはできないことを指し、ロバート・マンデルによって提示された説で、不可能の三角形とも言われています。詳しい説明はみなさまご存知だと思いますので省きますが、「高収入」「短時間」であれば「誰にもできないぐらいに難しい、知識や資格、技術等がいる」仕事しかありませんし、「短時間」「誰でもできる」なら「低収入」な仕事しかありません。

これを労働のトリレンマと言います。さっき私が思いつきました。よって、闇バイトの「高収入」「短時間」「誰でもできる」は同時に実現できないので気をつけましょう。合掌。