宮中茶会におよばれしたのでいそいそと皇居まで行ってきました。文化勲章受賞者を招いた茶会は5年ぶりだそうです。
天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、佳子さま、愛子さまも初めて同席されました。小室哲哉と小室圭もいたような気がしますが、もしかしたら私の気の迷いかもしれません。とにかく、宮中で茶会におよばれするのは5年ぶりとあってちょっと緊張してしまいました。
もちろん、私は正装であるモーニングを着用、総理大臣に習ってベルトを巻いて出席致しました。腹が出ていたかもしれませんが日本の総理大臣が腹を出していたのですから、それが正装でありましょう。陛下も特に気にされることもなく、にこやかに茶会は始まりました。
出される麦茶をがぶがぶと飲み、さすがにお腹がちゃぽんちゃぽんになるのですが、茶碗にフタをするまでは麦茶がどんどん注がれます。これがまたフタをするタイミングが難しく、飲み干した!と思った瞬間に「そいや!」と横の宮内庁職員の方が麦茶をどばっと注いでくるのです。わんこそばの平均的な食べ量は、男性で60~80杯、女性で30~60杯と言われています。わんこ麦茶は60杯も飲んだらお腹がちゃぽんちゃぽんどころか身体中の穴という穴から麦茶が噴き出してくるレベルですので、無理をしてはいけません。帰りの新幹線でおトイレを占拠するわけにもいかないのです。新幹線のおトイレというのは流すボタンを押すと「きゅぼ!」という独特な音がするので、モノマネをするならオススメです。
とにもかくにも過酷な茶会を制し、どうにか6位入賞を果たして帰阪して大阪に帰りました。麦茶はもう飲みたくないというのが本音ですが、来年もまたどうせおよばれしてしまうので、そのときは覚悟を決めて今度は3位以上の好成績を残せるように努力したいと思います。
皆様におかれましては、決して信じぬようお願い申し上げます。頑張りましょう。合掌。