薬が不足しているようです。原因はいろいろとあるようですが、原因がいろいろとあるのが原因のようです。原因がいろいろあるので、薬が不足しているわけです。実にわかりやすい説明ができたと自負しております。
何はともあれ、これから寒くなりますので感染症にかかる人もたくさん出てくることでしょう。例のウイルスもなくなったわけではありません。尖圭コンジローマにも注意しなければいけませんし、今はマイコプラズマ肺炎も流行っています。しんどいのに薬がなくてどうしようもないというのは実にツラいことです。製薬会社にはぜひ増産をしてもらいたいと思うのですが、薬価がべらぼうに低くて利益が出ないとか、原薬が円安や世界情勢の悪化によって高騰しているとか、読んで損する楽しいブログを書いている団体が薬をがっぽり買い占めているとか、とにかくいろいろな原因があるのでどうしようもないのです。
薬価は国が決めていますので、売値が決められている以上好き勝手に作っても損をするだけです。製薬会社が薬を作ろうとしても利益が出ないのであれば薬を作ろうとはしません。赤字になってまで薬を作ろうとするお人好しはいないのです。
では、薬不足を解決するにはどうすればよいのでしょう。一番簡単な方法は薬価を上げることです。現在は需要と供給のバランスがおかしくなっているのですから、値段を上げて製薬会社が適正な利益を得ることができるようにすることが求められているのです。
今まではなんやかんや「医者は儲けている」「製薬会社は儲かっている」みたいなイメージがあって、医療費は下げる、薬価は下げる、下げてもまだまだ奴らは儲けている、みたいな雰囲気になっていましたが、もはやそんな話ではないのです。きちんとした利益が出るようにすることが大切なのです。儲けている人や会社はダメだ!みたいな雰囲気はなくして、きちんと儲けている人や会社は素晴らしいという考え方にならないといけないのです。
ぐわぐわ団もがっぽり儲けていきたいなと思うのですが、実際は手弁当で赤字です。まいった。合掌。