ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

お前の目は節穴か!という節穴についての考察

イギリスがEUから離脱したのではない。

EUがイギリスから見放されたのだ。

       ーーースミス森田(詩人)

かっちょいい引用から文章を始めるのもたまにはよいでしょう。

f:id:make_usagi:20210126112830j:plain

それはそれとして、皆さまは生きていると1時間に5回ぐらいは「お前の目は節穴か!」とどやされることだと思います。しかし、この言葉の意味はとてつもなく深いのです。まず、節穴というものがどういうものかおわかりになりますでしょうか。

節穴というとなんとなくわかりにくいので、ここではひとつ例えとしてドーナツのお話をします。ドーナツの穴はわかりますよね。しかし、ドーナツの穴はドーナツが存在しなければドーナツの穴は存在しないのです。めちゃくちゃややこしい話かもしれませんが、ドーナツの穴というのはドーナツがあって初めて穴として認識されるものと言えるでしょう。

節穴だって同じです。節があってはじめて節穴が存在するのです。節がなければ穴はない。節子がいなければ清太は生まれなかった、全く同じ話です。カルピスも冷えてるよどころの話ではありません。節がなければ穴がない以上、「お前の目は節穴か!」と言われたと同時に節が存在することが前提となってしまうのです。そのうえで節穴が存在し、お前の目は節穴かと言われたということはすなわち、節があって、穴があって、その穴こそが目であり、節がなくなれば目もなくなってしまうと言ってもよいかもしれません。

これに気がついた時は衝撃を受けました。無知の血と同じぐらいに衝撃を受けました。何も知らなければ安全か危険かわからずに血を吹いてしまうのです。シャチハタにインクを入れる時に大失敗して手が真っ赤っかになってしまって「うわー、血まみれだー」と言ってはしゃいでいる場合ではないのです。本当に無知なら血が出てしまうぐらいのことであって、安全に対する規則はきちんと守らねばなりません。つまり、脚立の上に立つなど言語道断。あれでひっくり返って死ぬ人もたくさんいるのです。頑張りましょう。合掌。