街中でよく聞かれる「この女狐が!」という罵倒文句。大阪市営地下鉄の千日前線では日常的に叫ばれていますが、そもそも女狐という言い回しがフェミニズム的にどうなのかというのはさておき、メスのキツネに申し訳がないわけです。赤いきつねの女性バージョンのCMがよくわからん理屈で炎上されそうになってましたが、これはもうメスのキツネの人権問題に関わるとぐわぐわ団は判断し、女狐に代わる動物を探すことにしました。
そして桃栗三年柿八年、餃子1日100万個、色々と検討を重ねた結果、狐に代わる動物は象でもよくないか?という結論に至ったわけです。
キャバ嬢同志の言い争いで「アタイの太客に色目を使いやがって!この女狐が!」というセリフは「アタイの太客に色目を使いやがって!この女象が!」となります。そして、このことにより天王寺動物園に再び象を基金に10円が寄付されるようにするのです。今、天王寺動物園では花子がいなくなり、象がいなくなっています。私が代わりに展示されてもよいのですが、残念ながら私は象ではありません。マレーグマが代わりに頑張っていますがプレッシャーによりストレスに晒され、一日中右往左往している状態です。私はマレーグマが大好きで、天王寺動物園に行くたびにマレーグマを眺めているのですが、本当に右に左に、畑中葉子のように後ろから前から行ったり来たりで大変です。めちょんこかわいい。
というわけですので、これからは全国津々浦々で「この女象が!」と言うことにしましょう。ハンサムな男を前に鼻の下を伸ばした女性に向かって「この女象が!」と言うのもうよいかもしれませんが、あれは鼻の下が伸びているのであって鼻が伸びている象とは似て非なるものです。間違えてはいけません。
そして、そもそも女狐という言い方だけが先走っているのもよくありませんので、男狐、そして男象という言い回しも許可したいと思います。積極的に利用することで認知を高めて頂ければ幸いです。頑張りましょう。合掌。