アメリカ大統領トランプの皮をかぶったオチョンチョンが関税引き上げでやいのやいのと騒いでいますが、そもそも関税というのは何か?きちんと知っておかねばなりません。
※イラストはイメージです。
関税とはもともと江戸時代にあった関所が語源となっています。摂津国で100文で売っているお菓子が河内国では200文出さないと作れないとすると、摂津国でお菓子を買って河内国で売ればウハウハと考える人が出てくることでしょう。しかし、そんなことを許せば河内国のお菓子職人のお仕事がなくなってしまいます。
それを重く見た河内国当主の佐村河内守(さむらかわちのかみ)が摂津国で買ったお菓子を河内国に持ち込むときに100文税金として関所でお金をむしり取ることにしたのです。そうすれば仕入れ値が200文になって河内国のお菓子職人も摂津国のお菓子と勝負することができるのです。自分の国の産業を守るために税金をむしり取るわけです。
しかしながら、世の中はなぜか自由貿易こそ正義!みたいな雰囲気になってしまい、気が付けば安くモノが作れる国から買うことが正しいという世の中になってしまって、人件費が高い国はモノが作ることができなくなってしまいました。これはさすがにまずいと気が付いたのがオチョンチョンの皮をかぶったトランプ大統領……ではなく、トランプ大統領の皮をかぶったオチョンチョンなのです。
例のウイルスが流行ったときにマスクがなくてマスクド・ニシオカさんが何をかぶればよいのか!と激怒したということがありましたが、自分の国でモノが作れるというのは安全保障とか難しい言葉を使わずとも素晴らしいことであることがわかるかと思います。
アメリカも気が付けばIT産業は成長したものの、モノ作りを軽視しちゃった結果しっちゃかめっちゃかになってしまったのです。ですので、関税の仕組みをしっかりと使って自国の産業をどうにかこうにかしようとしているのです。
ちなみに、自由貿易でとことん儲けたのが中国で、アメリカは中国ふざけんな!という立場ですので、これからアメリカと中国との関係はますます悪くなっていくことでしょう。鳥取や島根の人は気を付けましょう。合掌。