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大阪場所に関する雑感

大阪場所が終わりました。横綱・豊昇龍が途中で休場してどっちらけとなる中、最終的には大関・大の里が優勝を勝ち取ってなんとか場所が締まったように思います。

そして、3度目の優勝決定戦に臨んだ高安がまたしても優勝を逃すという結果に。ただ、こればっかりは仕方がない。14日目で美ノ海に負けてしまったところで命運尽きたと言うほかないでしょう。千秋楽で高安が勝ち、大の里も勝ちとなるのは予想できたものの、本割で高安が勝っており、同じ場所で大関が平幕に二度負けるわけにはいかないと考えて大の里が奮起することは容易に想像できます。高安が優勝を決めるためには何がなんでも美ノ海に勝たねばならなかったのです。これは結果がわかっているから知ったかぶって書いているわけです。

高安も35歳でここで優勝を逃すとなれば、これからますます優勝の芽はなくなります。3回も優勝決定戦を経験している以上、優勝させてあげたい気持ちはやまやまですが、これはもう厳しいと言わざるを得ないのではないでしょうか。とはいえ、2020年初場所で幕尻優勝を果たした德勝龍は当時33歳、旭天鵬は37歳で優勝していますから、まだまだ可能性がないとは言えません。

来場所は大の里の綱取りはいかに?と、豊昇龍の復活なるか?という楽しみができました。これはもう、わくわくが止まりません。大相撲はなんだかんだいっても横綱が一番強くて、大関がその次に強くてという番付がしっかりしていないといけません。枡席でお弁当を食べながらやんややんやと楽しみつつ観戦するためには、ちゃぶ台返しの下剋上がぽんぽん起きたら困るのです。順当に横綱が勝って、大関が勝って、千秋楽は横綱同士、もしくは横綱と大関の大一番で締めるというのがありがたいのです。ぶっちゃけ熱い闘いを求めるのであればプロレスを観ればよろしい。本来、幕尻優勝などあってはならぬのです。どんと構えた横綱に立ち向かう力士たちがちぎっては投げ、ちぎっては投げされるのを眺めるぐらいでよいのです。

偉そうに書いていますが、私はプロレスが大好きですし、新日本 vs Uインターの大会が一番好きだったりします。あの殺伐とした感じはたまらん。合掌。