ごはんを炊いていなかったのと、先日カインズでパックごはんを買っていたので「今日の朝ごはんは限界飯でいいかぁ」と思っていたところ、相方が「むしパンを作る」と言い出して、あれよあれよという間にむしパンを作ってくれました。ありがたいことです。
ここでしっかりとご説明させていただきますと「むしパン」というのは「蒸しパン」のことであって、パンケーキミックスを使って蒸して作るパン(ブレッド)のことであります。みなさんもコンビニなんかで「たまご蒸しパン」なんてものを見かけたことがあるのではないでしょうか。ハイカラな食べ物でドライフルーツなんかを入れて作ると実に美味しいものです。実際には電子レンジで作ったので「蒸しパン」という言い回しが正しいのかどうか定かではありませんが、かといって「電子パン」なんて言い方をすると未来の生活を想像させて大阪万博で高い値段で売れそうなのでワックワクしますが、そういう言い方をする人を私は知りません。
そもそも、電子レンジというのは電子をモノに浴びせて、無理矢理物質の分子の動きを活発にさせてモノの温度を高めるというものです。昨日ご紹介したEMS(国際スピード郵便)で外部から電気を浴びせて筋肉を動かす仕組みと似ておりますが、似て非なるものであることだけはご理解願います。
そんなわけで、蒸しパンでモーニングをいただいた次第です。『ティファニーで朝食を』という映画はオードリー春日が主役で大ヒットしましたが、続編の『ボッテガ・ヴェネタで昼食を』や『すき家で牛丼を』はコケてしまいました。残念なことです。ぶっちゃけ今のタイミングで「すき家東京ディズニーランド店」があったら思いっきり流行るだろうなぁと思うのですが、それはさすがに風刺が過ぎますでしょうか。イギリス人はブリティッシュジョークだ!と大喜びしそうです。
そして、最後まで黙っていましたが「蒸しパン」であって「虫パン」でも「蟲パン」でもないことはご承知願います。合掌。