うえーん。・゚・(ノД`)・゚・。←幸之助
というわけでパナソニックが人員削減に踏み出すそうです。今の社長さん曰く「仕事に対して人数の余裕があると、生産性を高めるための創意工夫がなかなか起きない。人員は少し足りないくらいが実はちょうど良くて、その中で生産性を上げる努力をして、人は成長していく」と、実にもっともらしいことを言っていますが冗談ではありません。人数の余裕がないと逆に創意工夫する余裕も生まれないという真理がわからないのでしょうか。
私は普段7割程度の力で仕事ができるぐらいの環境がベストだと考えています。何かトラブルがあったり、急に仕事が舞い込んできても、残り3割の力で対応できます。
創意工夫をするにも人数が足りないと今の仕事だけであっぷあっぷになってしまって、考える余裕が生まれません。何が「人数の余裕があると、生産性を高めるための創意工夫がなかなか起きない」でしょう。生産性を高めるのはそもそも経営者の仕事だ、バカもん!猛省を促す。
松下幸之助が松下の社長だった時、業績がめちょんこ悪くなって役員から「生産と従業員を半分にしないと会社が潰れます」と進言を受けたとき、幸之助は「生産はすぐに半分にしよう。けれども、従業員を解雇したらあかん。会社の都合で簡単に辞めさせたり、雇ったりしていたら、みんなも不安に思うだけやからな」と言ったそうです。これが経営の神様のお言葉です。人件費削って、派遣社員を使ってとりあえず1年単位で利益が出せればええんやという場当たり的な経営者が多い中、人材こそ宝であると理解していた松下幸之助は本当に素晴らしい。
私自身もぐわぐわ団というグループ全体の従業員数が24年3月末時点で22億8420万人という大所帯の団長として日々生産性を向上させるために頑張っております。いくら状況が悪化したとりしても団員を削減するつもりは毛頭ありません。こちらの都合で簡単に辞めさせたり、雇ったりしていたら、みんな不安に思うだけだからです。このあたりは松下幸之助と同じ考えですし、ともすれば私が松下幸之助なのかもしれません。
パナソニックにお勤めの方はこれからめちょんこ大変になるかと思いますが、お勧めの方法としてはパナソニックの株式を買い占めて「人は少ないぐらいでないと創意工夫しない」とか言っているアホを辞めさせたらよろしい。考え方が腐ってやがる。早すぎたんだ。合掌。