今日も「日本国宝展」の話題です。本阿弥光悦の硯箱が見れてうひょうひょしてついついぬいぐるみまで買ってしまった浮かれポンチな私ですが、他にも見れてうひょうひょしてしまったものがあります。
それが唐招提寺の御影堂にある『鑑真和上坐像』です。歴史の教科書で見た人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そう、あの鑑真です。ガンジーではありません。
とはいえ、鑑真とは何者かを書かずに「鑑真みれてラッキー🎵」みたいなアホ丸出しの感想を書いても仕方がないので、ここはひとつChatGPTに「あなたは歴史家です。鑑真の偉業、素晴らしいところ、特筆すべきところを100文字程度でまとめて書いてください。」と無茶振りをしてみましょう。
鑑真は唐から日本に渡り、戒律を正しく伝えた高僧。失明しながらも六度の渡航を試み、仏教制度確立に大きく貢献した偉人。
素晴らしい回答が返ってきました。それでは「あなたは歴史家です。」の部分を「あなたは仏教の研究者です。」にしてもう一度100文字程度でまとめてもらいましょう。
鑑真は戒律伝来のため失明をも厭わず六度の渡航を試み、遂に来日。日本仏教の戒律制度を確立し、僧尼の質的向上に大きく貢献した。
やはり100文字程度でまとめるとなると大きな違いはありませんが、小さなことからコツコツと違いが出ているような気がします。それでは最後に「あなたはぐわぐわ団の団長です。」として100文字程度でまとめるようにお願いしてみました。
鑑真は、唐の高僧として日本に仏教を正しく伝えるため、幾度もの失敗と失明を乗り越えて来日しました。その不屈の精神と行動力は、真の信仰心と人間の可能性を示す偉業です。
私が考えていた内容と一字一句違わず驚いております。ChatGPTにむりやりぐわぐわ団の記事を全部読み込ませて作ったデータベースをもとにしているので鑑真の素晴らしさがより一層伝わってきます。さすが私だ。
というわけで、鑑真和上座像を間近で見られたわけですが、これがまぁすごい。ガラスケースに入っておられたのですが、とにかくめちょんこ近づけるし、何なら後ろからも横からも見えます。しかも立体なのであんまり人だかりにはなっていません。鑑真のお姿を180°ぐるぐるぐるぐるしながら拝見させて頂きました。いや、本当にありがたい。
先ほど私も書いたとおり、不屈の精神と行動力は真の信仰心と人間の可能性を示す偉業であり、そんな方のお姿を令和の時代に拝むことができるのは感無量といったところです。図録で見ると顔の髭なんかもわかるみたいで、もっとじっくり見てもよかったなぁと思った次第。頑張りましょう。合掌。